「子供が大きくなったので部屋を2つに分けたい」「在宅ワーク用に防音の個室がほしい」——そんなとき、固定壁(造作壁)を新設して部屋を仕切るリフォームが有効です。石膏ボードと柱でしっかり作る固定壁は、防音・断熱・防火の性能を備えた“本物の個室”を作れます。
この記事では、固定壁で部屋を仕切るリフォームの費用相場・工期・性能・施工手順・マンションでの注意点・DIYのリスクまで、さいたま市の施工事例とあわせて解説します。
「そもそもどの方法で部屋を増やすか迷っている」方は、まず3つの方法を比較したこちらの総合ガイドからご覧ください。
目次
固定壁で部屋を仕切る費用相場【早見表】
| 工事内容 | 費用相場 | 工期 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 壁のみ新設 | 約10万〜15万円 | 3〜6日 | 最短・最安で仕切れる |
| 壁+扉(引き戸等) | 約20万〜30万円 | 約1週間 | 独立性アップ・出入りしやすい |
| 壁+電気工事 | 約20万〜25万円 | 約1週間 | 照明・コンセント増設対応 |
| 壁+扉+電気+配管 | 約30万〜45万円 | 1週間以上 | 本格的に2部屋として活用 |
| 防音壁(石膏ボード二重+吸音材) | 約20万〜30万円 | 約1週間 | 楽器・在宅会議向けの静音 |
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固定壁で部屋を仕切るメリット|防音・断熱・防火
固定壁は単に空間を仕切るだけでなく、暮らしの快適さを左右する性能を備えています。可動式の間仕切りにはない、固定壁ならではの3つの性能を見ていきます。
子供部屋を2つに分けて個室化できる
子供部屋を壁で2つに分けると、それぞれが個室を持て、生活音を気にせず学習や睡眠に集中できます。個室を持つことは、自分で部屋を整え身支度をする自立心を育むきっかけにもなります。幼少期は1部屋を共有し、成長に合わせて固定壁で分けるのは定番の進め方です。
防音・断熱・防火の性能が備わる
固定壁には防音・断熱・防火の3つの性能があります。防音では石膏ボードや断熱材が生活音を吸収し、テレビや家事の音が隣室に響きにくくなります。楽器演奏やオンライン会議の多い方にも効果的です。断熱では壁が緩衝層として働き、隣室との温度差を抑えます。防火では石膏ボードが熱を伝えにくく、内部の水分が熱を吸収するため、万一の際に避難や消火の時間を稼げます。
【事例】防音壁で在宅ワーク用の個室をつくる
石膏ボードを二重にし吸音材を入れた防音壁は、小さな音も気になる環境を変えてくれます。仕上げはクロスで整えるため室内の雰囲気はそのまま。「石膏ボード二重+吸音材+クロス仕上げ」で20万円台、養生・廃材処分・コンセント復旧・換気口の防音化まで含めて28万円前後が目安です。

壁リフォームは「部屋を仕切る」だけではなく、プライバシー確保や防音・断熱・防火に優れ、多目的に使えるのが嬉しいポイントです。
固定壁の新設で失敗しないためのコツ

採光と通風を確保する
壁で区切ると空間が暗くなり、窓からの採光や通風が悪くなりがちです。場合によっては照明の追加工事が必要になり、工事費や電気代の負担が増えます。また空気の循環が悪くなると湿気がこもり、結露やカビの原因にもなります。窓から差し込む光の範囲や風の通り道を確認し、必要なら低めの仕切り壁や、ガラススリット・内窓を設けて自然光と換気を確保しましょう。
マンションは管理規約の制限を確認する
マンションでは共用部分と専有部分の区別が重要です。建物の耐震性を支える耐力壁や、住戸を隔てる界壁などの構造部には手を加えられません。一方、専有部分の間仕切り壁(非構造壁)は撤去・移動・新設が可能です。多くのマンションでは標準管理規約に基づき、理事長への事前申請と設計図・仕様書・工程表の書面承認、工事時間や養生・騒音対策のルール遵守が求められます。着工前に必ず管理組合に確認しましょう。
壁づくりの施工手順を知っておく
固定壁は、まず木材や軽量鉄骨で枠組み(下地)を作り、その上に石膏ボードをビスで留めます。枠組みの内部にはグラスウールやロックウールなどの断熱・防音材を充填し、温度差や騒音を抑えます。仕上げは、手軽でコストの低い壁紙(クロス)か、調湿性のある塗り壁などから選びます。仕組みを知っておくと、業者との打ち合わせがスムーズになり、満足度の高い計画が立てられます。
固定壁の新設はDIYより専門業者がおすすめ

固定壁のDIYは費用を抑えられそうに見えますが、壁は住まいの耐震性や安全に直結する部分です。施工の精度が低いと、思わぬリスクを抱えることになります。
DIYで見落としがちなリスク
DIYで壁を作る場合、まず注意すべきは耐震性です。建物にかかる負荷を把握しないまま施工すると、地震の揺れを分散しきれず、壁の転倒や柱・梁の破損につながる恐れがあります。また、石膏ボードや断熱材の施工にわずかな隙間やムラがあると、防火・防音の効果が十分に発揮されません。暮らしを守るはずの壁が、かえってリスクになりかねないのです。
配線工事は資格を持つ専門業者へ
新しく壁を作る際、骨組みが既存の配線と干渉したり、コンセントやスイッチの位置と重なることがあります。移設せずに進めると、電気が使えないだけでなく、漏電や火災の原因になりかねません。DIYでの配線工事は感電や火災の危険があるため、電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼し、電源の動線まで考えた計画を立てることが欠かせません。
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よくある質問(FAQ)
Q. 部屋を壁で仕切る費用はいくらですか?
A. 壁のみの新設で約10万〜15万円、引き戸を付ける場合は約20万〜30万円が目安です。照明やコンセントの増設、防音仕様にする場合は追加費用がかかります。さいたま市での正確な金額は無料の現地調査でお見積もりします。
Q. 固定壁と可動式間仕切り、どちらがいいですか?
A. しっかり個室化したい・防音したいなら固定壁、将来また1部屋に戻したい・手軽に仕切りたいなら可動式が向いています。固定壁は防音断熱に優れ、可動式は柔軟性とコストに優れます。可動式の詳細は関連記事をご覧ください。
Q. マンションでも壁を新設できますか?
A. 専有部分の間仕切り壁なら新設できます。ただし構造壁には手を加えられず、管理規約で工事の事前申請や時間が定められているため、着工前に管理組合への確認が必要です。
Q. 工事は何日くらいかかりますか?
A. 壁のみなら3〜6日、扉や電気・配管工事を伴う場合は1週間以上が目安です。お住まいの状況により変わるため、現地調査でご案内します。
まとめ|固定壁で快適な個室を
固定壁での間仕切りは、防音・断熱・防火に優れた本格的な個室を作れるリフォームです。費用は壁のみ10万〜15万円、扉や電気を加えて30万〜40万円前後が目安。採光・通風の確保とマンション管理規約の確認がポイントで、耐震や配線に関わるため施工は専門業者に任せるのが安心です。
さいたま市で部屋を仕切る固定壁リフォームをお考えなら、タカラスタンダード正規店(埼玉県トップディーラー)のISMにご相談ください。お部屋の写真をLINEで送っていただくだけで、可能な工事と費用感をお伝えします。無料の現地調査も承っています。

