「クロス張り替えの相場はいくら?」「6畳の部屋だと総額どれくらいかかるの?」とお悩みではありませんか?
クロス張り替えの費用相場は、6畳で約4万〜7.5万円、12畳で約7万〜11万円が目安です。費用は選ぶクロスのグレードや施工面積、さらに業者選びによっても大きく変動します。
本記事では、部屋の広さ別の費用相場や単価の正しい見方・見積もりの内訳・費用を抑える具体的な方法を解説します。最後まで読むことで、適正価格で高品質なリフォームを実現するための知識がすべて身につきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
クロス張り替えの費用相場【広さ別 6畳・8畳・10畳・12畳】

クロス張り替え費用は「面積」と「クロスのグレード」で決まります。費用総額は、一般的に壁面積(周長×天井高)×平米単価で算出されます。
クロスの単価は、コスト重視の「量産品『スタンダードクロス』」で1㎡あたり800〜1,200円、デザインや機能性に優れた「ハイグレードクロス」で1,200〜1,800円が目安です。
【広さ別 費用相場:6畳・8畳・10畳・12畳】
| 広さ | 壁面積 | 費用相場(壁のみ) | 費用相場(壁+天井) |
|---|---|---|---|
| 6畳 | 約30㎡ | 約4〜6万円 | 約5〜7.5万円 |
| 8畳 | 約40㎡ | 約5〜7万円 | 約6.5〜9万円 |
| 10畳 | 約50㎡ | 約6〜8万円 | 約7.5〜10万円 |
| 12畳 | 約60㎡ | 約7〜9万円 | 約8.5〜11万円 |
6畳のクロス張り替え費用相場
6畳のクロス張り替え費用は、壁のみで約4〜6万円、天井含むと約5〜7.5万円が相場です。材料費が費用の約4〜5割を占め、残りは人件費や諸経費となります。
8畳のクロス張り替え費用相場
8畳のクロス張り替え費用は壁のみで約5〜7万円、天井込みで約6.5〜9万円が相場です。壁面積が約40〜45㎡となるため、6畳の約1.3倍の費用(約6.5〜9万円)が目安です。
この広さから、壁一面だけ色を変える「アクセントクロス」の導入も人気です。
10畳のクロス張り替え費用相場
10畳のクロス張り替え費用は、壁のみで約6〜8万円、天井込みで約7.5〜10万円が相場です。総額が10万円を超えるケースが増えるため、事前に複数社から見積もりを取り、単価の妥当性を確認しましょう。
12畳のクロス張り替え費用相場
12畳のクロス張り替え費用相場は、壁のみで約7万〜9万円、天井を含めると約8.5万〜11万円です。部屋の形状(柱の有無など)や、家具移動の有無によって工期や諸経費が変動しやすくなります。
3LDK全体のクロス張り替え費用相場
3LDK(60〜70㎡)のクロス全面張り替えで約25万〜50万円が目安。工期は約2〜4日程度です。量産品は約25〜35万円、ハイグレードクロスは約35〜50万円程度が相場となります。
トイレ・キッチン・洗面所など水回りのクロス張り替え費用相場
トイレのクロス張り替え費用は約2〜3万円前後・洗面所は約2〜4万円前後・キッチンは約3〜5万円前後が相場です。機能性付加で平米単価が数百円程度上がりますが、水回りは防カビ・防汚機能付きクロスの選択をおすすめします。
狭い空間ですが、便器や洗面台周りの細かい作業が必要なため、㎡単価ではなく「一式料金」となるのが一般的です。
廊下・玄関のクロス張り替え費用相場
廊下と玄関のクロス張り替え費用は、施工面積より複雑さが影響します。廊下は1mあたり約1〜2万円、玄関は約2〜4万円が相場です。
廊下は幅が狭く、角や段差が多い複雑な形状のため、平米単価が割高に設定されることがあります。
【建物別】クロス張り替えの施工条件と注意点

クロス張り替えの費用は建物の種類によって施工条件が異なり、マンション・戸建て・賃貸で総額に差が生じます。
マンション【3LDK】
マンションのクロス張り替え費用は、3LDKで約25〜50万円前後が目安です。エレベーターの有無や駐車場の確保状況により、運搬費などの諸経費が数万円加算される場合があります。
また、管理規約による防火性能の指定にも注意が必要です。マンションでは、戸建てに比べ隣戸への騒音配慮から養生範囲が広くなるため、諸経費が高くなる傾向があります。
一軒家【戸建て】
一軒家のクロス張り替えの費用相場は、延べ床面積100㎡で約50〜100万円程度です。階段や吹き抜けは高所作業費(足場代)が発生するため、マンションよりも高くなる傾向があります。
築年数が経過した戸建ての場合、下地の劣化が進んでいることが多く、パテ埋めやシーラー塗布などの下地処理に別途費用が発生する可能性があります。
賃貸住宅(退去時)
賃貸住宅を退去する際のクロス張り替え費用については、故意の汚損がない限り、経年劣化分は大家負担です。タバコのヤニやペットの傷がある場合、借主負担として6畳1部屋あたり約3〜5万円程度が請求されるのが一般的です。
国土交通省の定める原状回復ガイドラインに基づき、日焼けによる色褪せや画鋲の穴など、通常の使用範囲内と見なされる損傷は借主に請求できません。
クロス張り替えの単価表記に注意!「平米単価」と「メートル単価」の違い

見積書を比較する際、最も注意すべきなのが「単位」です。
- 平米(㎡)単価: 1m×1mの面積に対する価格。相場は800〜1,800円程度。透明性が高く、実際の施工範囲と直結します。
- メートル(m)単価: クロスロールの長さ1m(幅は約0.9m)に対する価格。相場は900〜1,200円程度。
注意点: 1メートル単価(0.9㎡分)は1平米単価より安く見えますが、同じ面積を張る場合はメートル単価の方が「実質的な単価」が高くなるケースがあります。比較する時は必ずどちらかに統一して計算しましょう。
平米(㎡)単価とは
クロス張り替え費用の一般的な相場は、1平米(㎡)あたり800円から1,800円程度です。この「平米単価」は、壁や天井の面積1平米(縦横1mの正方形)あたりの費用を示すものです。
【費用の算出方法】
部屋の壁面積は、部屋の周長と天井高を掛け合わせて求めます。
算出した壁面積(㎡)に平米単価を乗じて、張り替えにかかる総額を導きます。
【平米単価の特徴と価格の目安】
平米単価は部屋の形状に左右されないため、価格設定が公平で、見積もりの透明性が高い表記方法として用いられます。
量産品クロス:平米単価の目安は800円〜1,000円程度です。
ハイグレードクロス: 平米単価の目安は1,200円〜1,800円程度です。
メートル(m)単価とは
クロスの張り替え費用の相場として、メートル単価は900円から1,200円程度が一般的です。
メートル単価はクロスロールの長さ1mあたりの費用を示しています。
クロスの標準的な幅は約0.9mです。つまり平米単価に換算すると0.9㎡あたりの単価となり、平米単価(1㎡あたりの単価)に比べて一見すると安く見えるのです。
このように、メートル単価で記載された見積書は、実質的に割高になるケースがあるため注意が必要です。
見積もり比較時のチェックポイント
見積もりを比較する際は、単価の単位(平米かメートル)を統一した上で、総額だけでなく、施工面積と単価の内訳まで確認することが重要です。
特に「一式」と記載された見積もりは、施工面積や単価が不明瞭なため、後から追加費用が発生するリスクが高まります。
複数の業者から見積もりを取る際は、壁面積の計算方法や開口部の扱いが統一されているか照らし合わせる作業が欠かせません。
クロス張り替えの費用内訳を詳しく解説

クロス張り替え費用は、材料費・施工費・諸経費の3分類で構成されるため、各項目の内訳を理解すれば見積もりの妥当性を判断できます。
順番に解説します。
材料費(クロス本体の費用)
材料費はクロス本体の価格を指し、量産品で平米単価800円〜1,000円程度、ハイグレード品で1,200円〜2,000円程度が一般的な相場です 。グレードの違いは素材の厚みや表面加工の品質に表れ、耐久性とメンテナンス性で差が生じます。
サンゲツやリリカラなどメーカーごとに価格帯が設定されており、無地と柄物でも単価が変動します。居室にはハイグレード品、収納スペースには量産品と使い分ければ、見た目の質を保ちつつ総額を抑えられます
施工費(職人の人件費)
施工費は職人の技術料を示し、平米単価300円〜600円程度が標準的な相場です。天井や階段など施工難易度が高い箇所では単価が上昇するケースがあります。
クロス張り替えの費用は、都市部で人件費が高くなる傾向があり、また繁忙期(3月、9月)には需要増により施工費が上がる可能性があります。
費用を過度に抑えると下地処理が不十分になるなど、長期的な耐久性が損なわれる可能性があるため注意が必要です。
その他の費用(諸経費)
諸経費には廃材処分費・養生費・家具移動費・出張費・駐車場代が含まれ、合計で1万〜3万円が目安です。廃材処分費は剥がした古いクロスの廃棄費用であり、6畳1部屋で5,000円〜1万円程度が相場です。
養生費は床や建具を保護するシートやテープの費用、家具移動費は大型家具1点あたり3,000円〜5,000円程度が加算されます。
さいたま市でクロス張り替えの費用を安く抑える4つの方法

クロス張り替え費用を抑えるには、グレード選択・施工範囲・作業分担・業者比較の4つが有効です。順番に解説します。
①スタンダードクロス(量産品)を選ぶ
クロス張り替えの費用対効果を高める戦略
スタンダードクロスは平米単価800円〜1,000円程度で施工が可能で、ハイグレード品と比較して総コストを抑えるのに有効な選択肢です。
【量産品活用のメリット】
- 十分な機能性:量産品であっても、耐久性や防汚性能は日常的な使用に十分対応できます。
- 戦略的な使い分け:居室と収納スペースでクロスを使い分けることで、コスト削減と品質維持の両立が図れます。
このように、場所によってクロスのグレードを使い分けることで、見た目の質を保ちながら、総費用の効率的な削減が可能です。
②複数箇所をまとめて依頼する
複数個所の施工をまとめて依頼すると、出張費や養生の手間、職人の移動時間が削減されるため、総費用が安くなります。
個別の部屋ごとに依頼するよりも、3LDK全体など複数の施工箇所をまとめて一度に発注する方が、全体の費用を抑えられます。
あらかじめ施工業者に割引率を確認した上で、単価の引き下げを交渉するとよいでしょう。
③家具移動や養生を自分で行う
大型家具の移動(1点3,000円〜5,000円程度)や養生(数千円程度)は、施主が自身で作業すればその分節約になります。軽量家具やカーテンは施主が、冷蔵庫やピアノなどの破損リスクの高い家具のみ業者に任せることも検討しましょう。
養生シートなどで床や建具の保護を自分で行えば養生費を削減できます。ただし、大型家具の移動による壁や床の損傷リスクを考慮し、無理のない範囲で分担することが重要です。
④複数社から相見積もりを取る
適正価格を把握するには少なくとも2社程度から相見積もりを取り、単価・施工面積・工期・保証内容を比較して総額と内訳の妥当性を検証します。
一括見積もりサイトを利用すれば手間なく複数の業者に依頼でき、キャンセルも可能なため、じっくりと最適な業者を選べます。
クロスの種類と特徴・費用の違い

クロスは素材ごとに単価や手入れのしやすさが異なります。予算と用途に合わせ適切な素材を選ぶことで、耐久性と理想の空間を両立できます。
また、防カビ・消臭などの機能性クロスも選択可能です。部屋の環境を考慮し、デザイン性と機能性のバランスを考慮して選定しましょう。
ビニールクロス(最も一般的)
ビニールクロスは国内住宅の多くで使用されており、平米単価800〜1,200円程度と安価で種類が豊富です。表面にポリ塩化ビニル加工が施されているため、汚れがつきにくく掃除しやすい特徴を持ちます。
一方で、通気性が低いため結露が発生しやすい欠点がありますが、防カビ剤が含まれた製品を選べば対策できます。コストパフォーマンスに優れており、デザインの選択肢も広いため居室から水回りまで幅広く採用されています。
紙クロス
紙クロスはパルプや和紙を原料とした自然素材であり、平米単価1,500〜2,500円程度と比較的高価な部類に入ります。通気性と吸湿性に優れており、独特の風合いや温かみがあるためデザイン性を重視する空間に適しています。
一方で、水拭きができず汚れや傷に弱い特性があり、子どものいる家庭や水回りでの使用には注意が必要です。寝室や書斎など湿気の少ない静かな空間に採用すれば、紙ならではの質感を長く楽しめます。
布クロス(織物クロス)
布クロスは綿や麻、絹などを織り込んだ素材であり、平米単価2,000〜3,000円以上の高級品として扱われます。繊維の凹凸が重厚感や高級感を演出し、調湿性や通気性に優れているため結露対策に有効です。
ホコリが付着しやすくメンテナンスに手間がかかるため、頻繁な掃除が必要になるデメリットがあります。応接室や主寝室のアクセントとして部分的に使用すれば、高級感を演出しつつ管理の負担を軽減できます。
機能性クロス
機能性クロスは、防カビ・消臭・抗菌・吸放湿などの特殊加工を施したタイプで、標準品より平米単価200〜500円程度割高になります。トイレには消臭クロス、洗面所には防カビクロスなど、部屋の用途に合わせて最適な機能の選択が可能です。
ペットがいる家庭には、傷に強い表面強化クロスが爪とぎによるダメージ軽減に有効です。用途に応じた機能追加で、快適な住環境を維持しやすくなります。
業者選びで失敗しないための3つのチェックポイント【さいたま市】

クロス張り替え業者は、実績・保証・担当者の対応力で選びましょう。安さ優先はトラブルの元です。保証制度や実績公開をしている信頼できる業者を複数の視点から評価し、長期的なパートナーを見つけることが重要です。
施工実績と口コミを確認
施工実績が豊富な業者は、現場ごとの課題に対応できる技術力を持ち、多様な要望に応えるノウハウを蓄積しています。公式サイトやGoogleマップの口コミを確認し、過去の施工事例や顧客の評価をチェックすれば実力を推測可能です。
実際に施工を受けた人の声には、職人のマナーや仕上がりの満足度が具体的に記されており、業者の信頼性を測る指標になります。ネガティブな口コミに対しても誠実に対応している業者は、トラブル時の対応力が高いと判断できます。
保証内容とアフターサービス
クロス張り替え後の保証期間は、業者や工事内容によりますが一般的に1年程度で、剥がれや浮きが対象です。契約書に保証内容が明記されていない場合、施工不良が発生しても自己負担での修理を余儀なくされる可能性があります。
信頼できる業者は工事完了後に保証書を発行し、定期点検や相談窓口などのアフターサービス体制を整えています。保証期間内であれば安心して住み続けられるため、契約前には必ず詳細な保証条件を確認しましょう。
担当者の説明が丁寧で分かりやすいか
担当者が専門用語を使わずに見積もり内容を説明し、質問に対して明確に回答してくれる業者は信頼できます。素人にも分かる言葉でリスクやメリットを伝える姿勢は、施工中のコミュニケーションも円滑に進む証拠です。
また、こちらの要望に対して一方的に提案を押し付けず、予算や生活スタイルに合わせた代替案を提示してくれる担当者は良心的といえます。レスポンスの速さや約束を守る姿勢も、施工品質と同様に業者選びの重要な判断基準になります。
クロスの張り替えリフォームでよくある質問(Q&A)

ここでは、クロスの張り替えリフォームに関して、よくある質問と回答をご紹介します。
Q1. クロス張り替えは何日かかりますか?
クロス張り替えの工期は、6畳で半日〜1日、3LDK全体では2~4日程度ですが、部屋の構造が複雑なケースでは1週間前後かかる場合があります。剥がし作業や下地調整で変動するため、余裕を持ったスケジュールが必要です。
工事中は在宅が必要な場合が多いため、早めの日程調整をおすすめします。
Q2. 見積もりは無料ですか?
多くのリフォーム会社や工務店では、現地調査と見積もり作成を無料で行っており、契約に至らなくても費用は発生しません。ただし、遠隔地への出張や特殊調査が必要な場合は、交通費や調査費として実費が請求されることがあります。
有料となる際は事前に告知されますが、念のため問い合わせ時に費用の有無を確認しましょう。
Q3. 壁1面だけの張り替えはできますか?
壁1面のみの張り替え(アクセントクロス)は、1.5万円〜3万円程度で施工可能です。部屋の雰囲気を変えたり、汚れを隠したりするのに人気があります。
既存の壁紙との継ぎ目が目立たないよう、色味や質感の相性を考慮し、サンプルなどで現物を確認することが重要です。
Q4. 家具はそのままでも作業してもらえますか?
小型家具・小物は施主が対応し、大型家具は業者が代行することが多いです。ただし、大型家具は事前に中身を取り出す必要があります。
家具移動費(1点あたり数千円程度)が発生する場合があるため、費用や移動範囲を見積もり時に確認しましょう。自分で移動できる家具を事前に動かしておくと、作業スペースが確保でき工期短縮につながります。

まとめ
クロス張り替え費用は6畳で約4〜7.5万円、8畳で約5〜9万円が相場で、広さとグレードで変動します。見積もり時は平米単価とメートル単価の違い、材料費・施工費・諸経費の内訳を確認し、適正価格を見極めましょう。
費用を抑えるには量産品クロスの活用や複数箇所のまとめ依頼、DIY併用が有効です。
業者選びでは実績と保証を重視し、信頼性を見極めることが成功の秘訣です。
さいたま市近郊でクロス張り替えリフォームを検討中の方は、透明性の高い見積もりと確かな実績が自慢の、株式会社ISMのご利用をぜひご検討ください。
