レンジフード交換は、ホームセンターに頼んで大丈夫?リフォーム会社のほうが頼れるか?と、強い疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。

よく聞く話では、条件が合えばホームセンターでの交換対応はコスパが良く、総額がわかりやすい抑えた費用で進められる選択肢として有効です。標準工事に特化しているので、シンプルに進めたい人は検討する価値があります。

ただし、ダクトや配線やマンションの管理規約などが関わる場合は、ホームセンターでは対応が難しくリフォーム会社のほうが向いていることが多いです。

本記事では、ホームセンターのレンジフード交換の費用相場や追加費用について、向き不向きからリフォーム会社との違い、施工失敗を避けるポイントや交換時期までをわかりやすく整理しました。ホームセンターに依頼して問題ないか確認したい方は、ぜひ参考にしていただきたいです。

依頼先に迷っている方は、こちらの記事で業者ごとの違いを整理しておきますと、理解しやすくなります。

ホームセンターのレンジフード交換はあり?費用相場と考え方の基本

ホームセンターはリーズナブルなイメージがある分、「技術が高い職人が施工してくれるか」「品質に期待できるか」と、マイナスに思われがちです。

実際には、下記の条件に合う方には、手間が少なく交換できて相性が良いと言えます。

標準サイズのまま、入れ替え可能
・ダクトや配線を大きく変更せず、複雑な工事にならない
・複雑な見積もりより、わかりやすく総額を把握したい

ただし、誰にでもホームセンターが最適解とは限りません。下記のように、現場の判断や細やかな提案が必要な場合は、対応が難しくなることがあります。その場合は、より確実なリフォーム会社や専門業者に依頼したほうが、満足度が高い結果を得やすいです。

ダクトの位置を動かす、電気配線を引き直す必要がある
・マンションの規約で工事内容に制限がある
一般的でないサイズ・形状だったり、海外メーカーのような特注の場合
・安心できる確実な施工を最優先したい

お伝えした通り、ホームセンターは標準交換で解決する方には向いている選択肢です。一方で、不確定要素を感じている方には、無理にホームセンターで進めず、最初からリフォーム会社へ相談したほうが安心です。

ここから先では、ホームセンターで済むケースと、リフォーム会社に任せたほうが失敗しにくいケースを、費用相場や対応範囲を踏まえて具体的に整理していきます。

同サイズ交換+標準工事までなら、ホームセンターは費用も作業内容も明確です。最初に、その範囲に当てはまるか確認するのがおすすめです。

基本工事までなら、ホームセンターの交換はコスパが高い

ホームセンターのレンジフード交換は、標準の範囲に収まるなら、費用面ではコスパの良い選択です。実際、多くのホームセンターでは、本体価格+標準工事費+撤去・処分費までの価格で表示されていて、総額がわかりやすいのが特徴です。

コーナンを見ますと、幅75cmまでの標準工事付きセットが約29,700円(税込)~、幅90cmまでは約40,700円(税込)~と、良心的な価格が提示されています。また、機種によっては、本体価格と標準工事を合わせて15万円前後と、費用の見通しが立てやすいです。

複数のホームセンターで確認したものをまとめます。

・コーナン:約6~17万円

・カインズ:約8~25万円

・コメリ:約6~18万円

・DCM:約10~13万円

結果として、標準交換で済むなら、ホームセンターでのレンジフード交換はコスパが良く、安心して検討できます。

ホームセンターは、「本体+標準工事+撤去処分」で総額がわかりやすいのが強みです。

ダクト調整や配線工事で想定以上の対応が必要な場合

注意点は、標準工事だけで終わらないケースもあることです。

以下のようなケースでは、ホームセンターの標準対応では収まらず、追加工事や追加費用が発生する可能性が高くなります。

・ダクトの延長、位置変更
・排気方式の変更
・電源位置を合わせる
・撤去後の壁、天井の補修

このようなケースでは、どこまでが標準工事で、どこからが追加対応になるのかが分かりにくく、想定外の出費につながりやすい点に注意が必要です。実際、追加工事の費用は、ホームセンターの公式では公開されていないことがほとんどです。そのため、どこまでが標準で、どこからが追加かを事前確認して想定外の出費を抑える必要があります。

一方、リフォーム会社や専門業者に依頼した場合、最初の現地調査でダクトや配線、下地の状態まで確認したうえで見積もりが提示されているため、後から大きく費用が増えるリスクは抑えやすくなります。レンジフード交換の一般的な相場は、本体+工事費でおおよそ10~20万円、追加工事次第で25万円前後が目安とされています。こうした金額感も事前に把握しやすいのが特徴です。

ダクトや配線などに少しでも不安要素がある場合は、こうした点を理解したうえで、事前に見積もり内容を確認しておくと安心です。

追加が出やすいのは、ダクト・配線・下地。ここが関わりそうなら、最初に現地確認してもらえる窓口が費用の認識ズレが防げます。

マンションの管理規約によりホームセンターでの交換は向かない場合も

マンションの場合、レンジフードの交換であっても、管理規約の確認や管理組合の承認が必要になることがあります。

・共用ダクト接続のため、マンションごとに交換に制限がある
・外壁の排気口は共用部分のため、形状や使用部材の指定があり自由に交換できない
・工事時間や騒音・振動の制限が厳しく、作業内容に制約あり

上記の通り、マンションでは共用部分や安全管理に関わるため、標準工事のみを前提としたホームセンターの交換対応では収まらないケースが多く見られます。その結果、追加対応が必要になったり、当日になって工事が進められないと判断される可能性もあります。

そのため、マンションでホームセンターの利用を検討する場合は、以下の流れを押さえておくと安心です。

1.管理規約を確認
2.管理会社または管理組合へ相談
3.その条件で施工できるか判断

しかし、これらを個別に確認しながらホームセンターで対応可否を判断するのは、手間や不確定要素が多いのが実情です。そのため、事前に管理会社や管理組合へ確認し、その条件を踏まえてホームセンターに工事が可能か相談する流れがおすすめです。マンション施工に慣れているリフォーム会社へ相談したほうが、手続き面・施工面ともにスムーズで、結果的に失敗しにくい選択と言えるでしょう。

マンションは工事より先に、規約・共用部・申請が要注意です。事前に条件を固めておくことで、無駄なやり直しが起きにくくなります。

レンジフードのサイズによりホームセンターでの交換に向き不向きが

レンジフードの主なサイズは60cm・75cm・90cmが基本で、多くの住宅はこのサイズに合わせて設置スペースが設計されています。ホームセンターでは標準サイズに対応した交換プランが豊富に用意されているため、同サイズ交換ならより進めやすく、また費用も把握しやすいのもメリットです。

ただし、特殊サイズやオーダーキッチン、海外メーカー品など、標準サイズなどから外れていると、本体交換だけでは対応できない場合もあります。そこで、キッチン側に追加の加工や、追加部材が必要になることが多いです。

この場合、ホームセンターの標準プラン外になるリスクがあります。そのため、サイズ調整や現場の確認に慣れているリフォーム会社や専門業者に任せた方が現実的に安心なケースもあります。

安心して交換を進める基本的な考え方としては、標準サイズ交換ならホームセンターが向き、サイズ調整ありなら専門業者を選ぶと考えておくと、失敗しにくいでしょう。

ホームセンターのレンジフード交換で失敗しないコツ2選

ホームセンターでのレンジフード交換は、条件が合わないと想定外のコストが発生することもあります。

ここからは、ホームセンターでの交換で押さえておきたい、サイズ・形状・ファン方式の確認と、依頼先の選び方をわかりやすく整理していきます。ここを理解しておくと、ホームセンターが向くケースと、リフォーム会社などの専門業者に依頼したほうが安心なケースを明確にすることが可能です。

失敗を防げるチェックは2つに絞れます。
・問題なくキッチンに合う機種か(サイズ・形状・ファン方式)
・追加条件はありそうか(ダクト・配線・マンション)

サイズ・形状・ファンに注意

ホームセンターでレンジフードを選ぶ際には、・サイズ・形状・ファン方式、の3点を確認することが大事です。いずれか一つでも適合していないと、追加工事の原因となります。

どの製品も、キッチン設備まわりの寸法を基準に設計されているため、各メーカーもそれに合わせています。そのため、レンジフードは60cm・75cm・90cmが標準サイズです。この3サイズなら互換性が高く、同サイズ交換はホームセンターの標準工事の範囲内でまさにコスパが良いです。

一方で、形状やファン方式が異なる場合は注意が必要です。見た目や使い勝手の違いだけでなく、設置条件によってはダクトの取り回しや固定方法が変わり、想定外の工事が必要になるケースがあります。

・ブーツ型:価格を抑えやすく、構造がシンプルで交換しやすい定番の型
・スリム型:フラットな型で凹凸が少なく掃除しやすい、またデザイン性も高い
・フラット型:薄く出っ張りが少ない型で、キッチンが広々と見える

また、ファンの種類も、設置の可否や換気性能、騒音に関わるポイントです。

・プロペラファン
外壁へ直接排気する方式で、構造がシンプルなぶん故障が少なく、手入れしやすいのが特徴です。排気力は強いですが、外気の影響で室温にムラが出たり、騒音も出やすく室内の過ごしやすさに影響する面があります。そのため、主に戸建で用いられます。

・シロッコファン(ダクト排気)
ダクトを通して排気するタイプで、マンションや集合住宅では一般的です。外気の影響を受けにくく換気がしやすいメリットは大きいです。ただし、ダクトを通して排気するため、ダクトの長さや取り回し、取付位置の条件により複雑な工事が必要となります。そのため、機種や設置場所によっては費用が高くなります。

レンジフード選びは、お伝えしたことを踏まえて・サイズ・形状・ファン方式がお住まいのキッチンに合っているかを事前に整理しましょう。ホームセンターでの相談や見積もりがスムーズになり、余計な費用やトラブルを防ぎやすくなります。

交換時の依頼先選びに注意

レンジフード交換は、ダクト接続や電気配線、安全性など技術が必要な面があります。そのため、責任の所在が明確な依頼先選びが重要です。ホームセンターだからといって、リーズナブルさだけで判断しないことも大事な前提です。

まずは、工事費や撤去処分費を含めて確認しましょう。費用の透明性は、安心できる依頼先かを判断する最初の基準です。

次に、標準工事の範囲と追加費用の条件の明確さから、信用できる依頼先かを確かめましょう。

・今の位置に、そのまま取り替えられるか
・ダクトの延長や向きの変更が必要か
・電源位置の大きな移動は必要か

上記の条件が揃った場合を標準工事と考え、他のケースは現地調査した後に追加見積もりになるのが一般的です。ここでの判断が曖昧だと、標準工事の見込みだったのに実際には追加費用が必要なケースが出てきて、費用が膨らむトラブルにつながることもあります。追加費用が必要になる条件を事前に説明してくれるホームセンターは、依頼者に不利な情報も隠さず伝えてくれます。ただし、ダクトや配線の状況によって工事内容が左右されやすい場合は、標準対応を前提としたホームセンターよりも、最初の現地調査で細部まで確認してくれるリフォーム会社のほうが、費用面・工事内容ともに見通しが立てやすくなります。

さらに、施工体制と保証の有無も要注意ポイントと言えます。ホームセンターでは、実際の施工を提携工事会社の技術者が担当する場合が一般的です。下記の点が明確であれば、費用面以外にも、施工品質と安全性、施工後の対応も含めて安心できる依頼先と判断できます。

・電気工事士などの有資格者が施工しているか
工事保証の有無、保証年数、対象範囲が明確
・施工実績やお客さんの評価を確認できるか

これらが明確であれば、費用面だけでなく・施工品質・安全性・アフターフォローまで安心して検討できます。ただし、少しでも不安が残る場合は、無理にホームセンターで進めるより、最初からリフォーム会社へ相談したほうが、施工品質や安全面、アフターフォローまで含めた失敗しにくい選択と言えるでしょう。

【比較表】ホームセンターVSリフォーム会社・専門業者

ホームセンターリフォーム会社・専門業者
価格(初期/追加)・本体+標準工事+撤去処分費で6万~25万円程度

・追加工事費は現地確認時に個別見積もり
・本体+標準工事+撤去処分費で10万~25万円程度

・追加対応ありで20万~25万円前後となることも

・一回目の現地調査で追加まで見積もる場合が多く、思わぬ費用となりにくい
現地調査の精度・写真共有やヒアリング中心の判断による、見積内容などのズレ発生の可能性

・外観中心の現地確認による、ダクト内部・固定金具・下地劣化の見落としリスク
・施工技術者による、詳細な現地調査

・天井裏ダクト、配線、下地までの内部確認
施工者の当たり外れリスク・提携工事会社任せによる、施工担当者の見えにくさ

・提携先に左右される施工品質
・自社や協力会社による施工体制の見えやすさ

・口コミや実績をベースに判断しやすい
保証(商品/工事)・メーカーによる商品保証

・延長保証を含む、テンポ独自の保証制度

・工事保証ありの店舗も多数

・トラブル時の窓口一本化による問い合わせのしやすさ
・メーカーによる商品保証

・業者ごとに幅がある工事保証期間
(1~10年度などの差)
マンション対応(申請/共用部)・管理規約・管理組合承認による、施工内容への制約の可能性

・共用部に関わる工事の、対応外リスク

・申請手続きが依頼主対応となるケースの多さ
・申請手続きフォローが多い

・共用部条件を踏まえた、代替案の提案力

・管理規約が厳しい物件でも対応可能

レンジフード交換を考えるときのポイント

レンジフードが不調の場合、お手入れで解決できる段階か?交換を検討した方が安全か?、を整理すると依頼が必要な問題かが見えてきます。

異音・吸い込み低下・強い振動・落ちない頑固な油汚れが続く場合は、内部の劣化による場合が多いので、ホームセンターよりリフォーム会社に任せるのが安心できる選択肢です。

それでは、手入れで直せる不調か、交換が必要な不調かを順番に整理してお伝えしていきます。

異音・吸い込みの低下・振動などのトラブル

レンジフード交換に踏み込むよくあるきっかけは、下記のような不調が代表例として多く挙げられます。

・吸い込みの低下により換気力が弱まる
・モーターの劣化やファンの緩み、油汚れの蓄積からくる異音がする
・運転中にモーターやファンが正常に回らず、本体が振動する

ただ、これらの不調があっても、即交換と判断するとは限りません。風切り音が強いくらいなら、フィルターや本体内部の油汚れが原因です。クリーニングで、元に戻ることもあります。

一方で、回転部分の摩耗やモーターの劣化、ファンの回転が不安定になっている場合は慎重な判断が必要です。放置し続けると、性能が落ちたり故障につながるリスクが出てきます。そのため、交換や専門業者による対応を早めに検討することを強くおすすめします。

ホームセンターでも、・吸い込み低下・異音・振動といった不調を日常的に受付・対応しています。同サイズ交換や標準ダクト接続、本体の入れ替えまでなら、リーズナブルで頼れる窓口です。店舗によっては、確認から工事・撤去まで一括対応してくれます。

ただし対応の中心は標準工事の範囲です。配線追加や、本格的な補修が必要な場合は専門技術による判断が必要となり、対応が難しくなることもあります。

また、リフォーム会社の場合、ダクトの状態・電源まわり・取付下地まで確認した上で原因を切り分けしてくれます。交換だけか?補修や追加工事が必要か?までわかりやすく提案してくれますので安心です。複雑になりそうなケースでも、アフターフォローでトラブルを最小限にできるのも強みです。

お伝えしてきた通り、まずは掃除で改善できる軽い不調なのか、経年劣化によって交換が必要な状態なのかを判断することが適切です。そのうえでホームセンターや専門窓口に相談するのが、トラブルを最小限にできる流れです。

掃除しても落ちない油汚れ

レンジフードの油汚れは長年蓄積されると、家庭用洗剤では取り切れないこともあり、定期的なお手入れや洗浄が落とすのに重要になってきます。

こうした状況でホームセンターに相談すると、家庭向けの掃除用品と専門業者によるクリーニングサービスを提案してもらえることが多いです。

ただし、落とせない汚れもある、と返事されることも少なくありません。専門業者の技術でも、長年の油汚れや変色は、きれいに落としきれない場合があります。

また、レンジフードは長持ちしても、10~15年位で取り替え時期が来ると言われています。10年を過ぎてくると、吸い込みの弱まりや異音の不調などが目立ち始め、汚れ以外にも内部部品の劣化も進んでいる段階です。

ホームセンターでは、家庭でできる範囲で洗剤や不織布フィルターなどでお手入れを最初のステップとして案内されることが多いものの、掃除をしても改善しない場合や、経年による不調が重なっている場合は、クリーニングで延命するより交換を前提に考えたほうが現実的です。

一方、リフォーム会社は、さらに油汚れの原因を判断してくれます。それは、表面の汚れなのか、内部部品の劣化やダクトの詰まり等、設備側の問題なのかを明確にしてくれます。必要であれば、内部清掃・部品交換・本体交換・ダクト補修まで一括対応も可能です。

そのようなケースでは、標準対応を前提としたホームセンターよりも、機器の状態や設置環境まで含めて判断できるリフォーム会社に相談したほうが、アフターフォローも含めて結果的に安心で失敗しにくい選択と言えるでしょう。

レンジフードの寿命と交換目安

レンジフードは、使用開始から10年前後あたりから徐々に進む劣化の影響で、使えるけれど不調な動きが出てきます。交換を意識し始める人が出てくるのも、この時期からです。

まだ軽い不調の段階だと、ホームセンターでも対応可能です。機器の寿命が迫ってきて不調が重なる場合は、安全を考慮してリフォーム会社に依頼するのが最適解と考えられます。

というのも、寿命が近づく頃には摩耗だけではなく、配線やダクトまで劣化が及んでいる恐れがあります。リフォーム会社なら設備全体を確認し、必要な交換・補修を一貫対応できるため、安心できる依頼先です。

ここからレンジフードがまだ使える状態か?交換を考える段階か?を判断するヒントをお伝えしていきます。

「交換すべきか迷っている」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。


レンジフードの寿命は10~15年

レンジフードのメーカーが保証している耐用年数は、おおよそ10年前後とされています。取扱説明書にも、設計段階で想定されている使用期間は「約10年」と記載されているケースが多いです。

しかし、リフォーム現場の声を聞くと、交換時期は10~15年程度が一般的です。これは、使用状況によりリミットに差が出てくるからと思われます。丁寧に使われ、負荷が少なく使い倒されていない家庭では、10年以上使えることもよくあります。ただし、使用頻度が高く負荷の大きい場合では、10年未満で故障することも起こり得ます。

だいたい10年を過ぎる頃から、経年によるモーターやファンの摩耗、配線劣化、内部の部品変形などが進んできます。この時期から吸い込み低下、異音、振動、焦げ臭さが目立ってきます。こうした症状は、本格的な故障が起きる前に、交換が必要なサインです。

手入れしながら、無理に使い続けるより、10年を交換時期とすると安定的な運用につながります。

掃除で直る不調と、交換を検討したい不調の違い

お伝えしてきた通り、レンジフードの不調がすべて即交換が必要とは限りません。まずは、お手入れしながら様子が見られる不調か、安全面から交換したほうが解決につながるケースかに分けると、依頼先の選択をスムーズに進められます。

メーカーが上げている、お手入れで改善できる不調には以下が挙げられています。

・油煙を受け止めるフィルター、吸い込みを整える板、それらの奥のレンジフード内部まで油汚れがこびりついている状態
・風が抜ける音だけが目立って、機械的な異音はしていない状態
・吸い込みが少し落ちた気がするが、異音や振動といった症状はない状態

このような場合は、定期的な拭き掃除が安心して使える期間を延ばし、吸い込み低下防止に有効とされています。

そして、交換が必要な不調として挙げられる症状が以下の通りです。

・換気が追いつかず、煙や油のニオイが部屋中に広がって滞留したままになる
・金属がこすれ合う音や回転部が引っかかるような音が断続的に鳴り続ける
・ファンの稼働中に本体全体が揺れて、内部部品が外れかけている様な音がする
・運転スイッチの反応が鈍く、何度か押さないと返ってこない
・焦げ跡が見える、フード内部が急激に熱くなる、等の場合は電気系統に異常が見られる

10年以上使い続けて不調が見えてきたら、内部劣化が進んでいます。こうした場合は、ホームセンターでも交換を提案するのが一般的です。放置すると、火災や換気不良が危険につながる恐れも否定できません。

メンテナンスで解決できる不調は日頃のケアが鍵です。手に負えない不調が重なったら早めに交換することで、快適なキッチンが保てて安全です。不調のサインを見逃さず、状況に応じて判断していきましょう。

まとめ

レンジフード交換は、標準サイズのまま入れ替えできるなら、ホームセンターの対応範囲内で費用も抑えやすいコスパの良い選択肢です。注意すべきは、ダクト変更や配線工事、マンションの管理規約が厳しい場合です。そのようなケースでは、専門技術のあるリフォーム会社に任せるほうが安心感が得られます。

お住まいの状況に合わせて、適切な方を選ぶ事が失敗しないコツです。ご自身の状況に合わせた依頼先を選択することが、後悔しないための近道と言えるでしょう。

オススメのレンジフードに関しては下記の動画で解説していますのでこちらについてもご確認ください。

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