レンジフードの交換を検討している方にとって、「どこに頼めば一番安いのか」は大きな関心事のひとつです。家電量販店、ホームセンター、リフォーム会社など選択肢は豊富ですが、それぞれ価格帯が大きく異なります。

この記事では、業者別の費用相場を比較しながら、見積もりの見方や安く交換するための具体策を解説します。レンジフード交換の注意点や交換すべきタイミングまで、後悔しないための情報を分かりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

レンジフード交換が安い業者はどれ?

レンジフード交換を依頼できる業者は複数あり、それぞれ価格帯とサービス内容が異なります。まずは主要業者の特徴と費用相場を把握しましょう。

業者別の費用相場の比較

レンジフード交換にかかる費用は、「本体価格+工事費」です。業者によって得意分野や利益構造が異なるため、同じレンジフードでも費用に大きな差が出ます。

業者タイプごとの相場や特徴をまとめました。

業者タイプ本体価格工事費合計の目安
家電量販店3万円〜15万円2万円〜5万円5万円〜20万円
ホームセンター2.5万円〜12万円2万円〜4.5万円4.5万円〜16.5万円
リフォーム会社5万円〜20万円3万円〜7万円8万円〜27万円
ガス会社4万円〜18万円2.5万円〜5万円6.5万円〜23万円
ネットショップ2万円〜10万円2.5万円〜6万円4.5万円〜16万円

家電量販店

家電量販店に依頼するメリットは、店頭で実物の確認や、専門スタッフに相談ができることです。また、ポイント還元や定期セールで安く購入できることも魅力。

デメリットは、工事は外部業者に委託するため、日程調整に時間がかかること。急ぎの場合は早めの予約が必要になります。

ホームセンター

ホームセンターでも、レンジフード交換が可能です。比較的リーズナブルな価格設定や、DIY向け安価モデルが豊富にあることが魅力。

ただし、店舗によって対応できないケースがあったり、技術レベルにばらつきがある点に注意しましょう。

詳しくはこちらのリンクの記事をご確認ください。

リフォーム会社

技術力と保証内容が充実している会社に依頼することが大切です。経験豊富なリフォーム会社に依頼することで、複雑な配管・電気工事にも対応してもらえるでしょう。アフターフォローの手厚さを重視したい方にもおすすめです。

会社によって価格に差があるため、比較検討することが大切です。

ガス会社

契約しているガス会社にレンジフード交換を依頼する方法です。

ガス機器との連携を考慮した提案を受けられる点や、既存顧客向け割引キャンペーンなどを活用できるメリットがあります。

ただし、選べる機種が限定される傾向があることや、コストが高めになる点がデメリットです。

ネットショップ

Amazonや楽天などで本体を購入し、別途工事業者を手配する方法です。

本体のみは最安値で入手できる一方で、工事費は2.5万円〜6万円と業者によって工事費に差があります。価格の透明性が高く豊富な選択肢から選べますが、商品選びから業者手配まで自分で行う手間がかかる点に注意しましょう。

安い業者と高い業者の違いはどこにある?

安い業者は大量仕入れによるコスト削減、シンプルな工事への特化、人件費の抑制などで低価格を実現しています。また、型落ちモデルや自社施工により、中間マージンをカットしている業者も多く見られます。

一方で、相場よりも高い業者は技術者の育成、充実した保証制度、アフターサービスの維持費などが価格に反映されているケースがあります。複雑な工事にも対応できる体制を整えているため、特殊な状況でも安心して任せられるのが強みです。

レンジフード交換の見積もりのポイント

見積書の内容を正しく理解することが、適正価格で交換するための第一歩です。見積書に記載されている項目や、価格を抑えるポイントを理解しましょう。

追加費用が出やすいケースは?

たとえば既存レンジフードと新モデルのサイズや形状が異なる場合、取り付け穴の位置変更や補強板の追加が必要になると、1万円〜3万円の追加費用が発生します。

また、配管の延長や曲がりが多い場合など、「標準工事範囲」を超える工事には追加料金が必要になります。電気容量不足によるブレーカー増設や、古い建物での壁補強が必要になれば、さらに費用が膨らむ恐れも。

コストを抑える最大のコツは、事前の現地調査を必ず依頼すること。写真を送るだけの簡易見積もりでは追加工事の可能性を見落としがちです。

見積もり依頼時には、以下の3点を伝えましょう。

・既存レンジフードのメーカーと型番
・設置から何年経過しているか
・異音や不具合の有無

可能であれば既存レンジフードと同じサイズ・形状のモデルを選ぶと、追加工事のリスクを最小限に抑えられます。

「工事費込み」表記の落とし穴

「本体+工事費込み5万円」と低コストをアピールした広告は魅力的に見えますが、実際には条件付きの場合がほとんど。この金額は最も基本的な工事にのみ適用され、既存レンジフードの処分費、配管延長、特殊な取り付け作業などは別料金となるケースが大半です。

そのため、見積もり時には「工事に何が含まれるか」を具体的に確認することが重要です。以下の項目は特に聞いておきたいポイント。

  • 既存レンジフードの処分費は含まれるか
  • ダクト工事はどこまで対応可能か
  • 電気工事が必要な場合の追加料金はいくらか
  • 出張費やサービスエリア外の追加費用はあるか

なお、遠方の場合は出張費が加算されることもあり、サービスエリア外だと数千円〜1万円程度の追加費用がかかる可能があります。施工業者の対応エリアの確認も忘れずに行いましょう。

相見積もりで必ず確認すべき3つのポイント

複数業者から見積もりを取る際は、単純な総額だけでなく内訳の比較が重要です。

①本体価格と工事費の内訳を明確に分けて記載しているか

見積もりの内容が「一式」と記載されていると、どこにコストがかかっているか判断できません。レンジフード本体の型番やメーカー名などの詳細も明記されているべきです。同じ「工事費3万円」でも、A社は処分費込み、B社は別途請求といったケースもあるため、詳細な内訳を確認しましょう。

②保証内容の違い

工事保証年数や保証の範囲などは、業者によって大きく異なります。安い業者は保証期間が短い傾向にあるため、万が一のトラブル時に備えて事前に確認しておきましょう。

③工事日程と支払い条件

繁忙期は工事まで数週間待つこともあり、前払い・後払い・分割払いなど支払い方法も業者ごとに異なります。急ぎなら即日対応可能な業者を、余裕があれば閑散期の割引を狙える業者を選ぶなど、自分のスケジュールに合わせた選択が可能です。

業者の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのリンクの記事もご覧ください。

レンジフード交換を安くするポイント4選

工夫次第で、同じレンジフードでも総費用を大幅に削減できます。実践的な節約テクニックを紹介しましょう。

①型落ちモデルを選ぶ

最新モデルにこだわらなければ、型落ち品で3割〜5割程度安く購入できます。デザインや最新の省エネ機能にこだわりがなければ、コストパフォーマンスは非常に高い選択肢と言えます。

家電量販店の決算セールや在庫処分セールで型落ち品が大幅値引きされることがあるため、複数店舗を比較すると掘り出し物に出会えることも。

②ネット購入+施工

本体をネットで最安値購入し、施工のみを専門業者に依頼する方法です。ネットショップでは店舗の人件費や在庫管理コストがかからない分、同じ製品でも1万円〜3万円安く手に入るのが魅力です。

ただし、製品の初期不良や施工トラブルが起きた際の責任分界点が曖昧になるリスクもあるため、施工不良による不具合の保証範囲を事前に確認しましょう。

③セール・キャンペーン時期を狙う

家電業界には決算期や年末年始セールなど、明確な「値下げシーズン」が存在します。レンジフード交換が急ぎでない場合は、セールのタイミングまで待つ方法も有効です。メールマガジンやLINE公式アカウントに登録しておくと、セール情報をいち早く入手できるでしょう。

④補助金・助成金で負担を軽減する

自治体によっては、省エネ型レンジフードへの交換に補助金を出している場合があります。

対象となるのは一定の省エネ基準を満たした製品や、エコリフォームの一環としての交換など。申請には工事前の届け出が必要なことが多いため、交換を決めたら早めに自治体の窓口やホームページで制度の有無を確認しましょう。

レンジフードリフォームの補助金について、詳しくはこちらのリンクの記事も参考にしてください。

安さだけで判断すると危険?業者選びの注意点

トラブルを避けるために知っておくべきリスクと確認ポイントを解説しましょう。

激安業者でよくあるトラブル事例

安さだけをアピールしている業者には、それなりの理由が存在します。

電気工事の不備は、漏電やショートの原因となることがあります。最悪の場合、火災につながる危険性も否定できません。

不具合が生じても対応してもらえず、結局別の業者に依頼し直すことになり、かえって高くついてしまう失敗は避けたいもの。安心してリフォームを任せることができる、実績のあるリフォーム業者を選ぶことが大切です。

確認すべき安全基準と資格

身元、資格、経験が事前にチェックできると安心です。基本的にレンジフード交換には電気工事が伴うため電気工事士の資格は必須で、第二種電気工事士以上の資格を持つ者が作業を行う必要があります。優良業者であれば、これらの情報を積極的に開示しています。

口コミサイト情報を正しく読み解く方法

インターネット上の口コミは参考になりますが、鵜呑みにするのは危険です。信頼できる口コミの特徴は、具体的なエピソードが書かれていること。

「工事の手際が良かった」だけでなく「どの部分がどう良かったか」まで記載されているレビューは信憑性が高いと言えます。逆に、抽象的な高評価や業者名を不自然に繰り返すレビューは警戒すべきサイン。

悪い口コミにも目を通し、業者の対応を確認しましょう。クレームに対して誠実に向き合い、改善の姿勢を示している業者は信頼に値します。一方で、悪評に攻撃的な返信をしていたり全く反応していなかったりする業者は避けた方が無難です。

複数の口コミサイトを横断的に確認し、総合的に判断することが大切。Googleマップのレビュー、専門リフォーム口コミサイト、SNSでの評判などを照らし合わせると、より正確な情報が得られます。

交換の目安(寿命)と症状チェック

レンジフードをいつ交換すべきか、判断に迷う方も多いはず。適切なタイミングを見極めるポイントを説明します。

耐用年数の目安

一般的なレンジフードの耐用年数は10年〜15年程度。使用頻度や手入れの状況によって前後しますが、10年を超えたら交換を検討し始める時期と考えてよいでしょう。モーター部分は消耗品であり、経年劣化により性能が低下していきます。

製造から15年以上経過すると、メーカーが部品の生産を終了していることが多く、故障しても修理できない可能性が高まります。古いモデルは省エネ性能が劣るため、電気代の面でも新型に交換した方が経済的なケースがあるのも事実です。

交換のサイン

・異音がする
ゴーゴーという低い音やキーキーという金属音は、モーターやファンの劣化を示しています。放置すると突然動かなくなったり、火災の原因になったりする危険性も否定できません。

・吸い込みが弱くなった
料理中の煙や臭いが以前より室内に広がるようになったら、フィルター清掃だけでは解決しない可能性が高いでしょう。ファンの回転力低下やダクト内部の油汚れ蓄積が原因で、内部洗浄でも改善しないなら交換時期です。

・油が垂れてくる
内部の油受けが満杯になっているかパッキンが劣化している証拠。特に油が滴り落ちてコンロに付着すると発火リスクが高まるため、早急な対応が求められます。

掃除で治せる/交換すべきの判断

吸い込みの低下やわずかな異音なら、清掃することで修復が可能なことも。フィルターだけでなく、ファンやダクトの入口部分に溜まった油汚れを取り除きましょう。市販の専用洗剤や重曹を使った浸け置き洗いが効果的です。

ただし、清掃しても改善しない場合や、次のような症状が見られる場合は交換を検討すべきでしょう。

  • モーター音が以前より明らかに大きくなっている
  • 振動が激しく、本体がガタガタ揺れる
  • 焦げ臭いにおいがする
  • 電源コードやプラグが熱を持つ
  • 本体に亀裂や変形が見られる

清掃の頻度が高くなっているのに効果が持続しないのも、内部部品の劣化を示すサイン。月に一度掃除しても翌週には吸い込みが悪くなるような状態なら、交換のタイミングと言えます。

レンジフード交換について、こちらの動画でも詳しく解説しています。

レンジフード交換でよくある質問

交換を検討する際によく寄せられる疑問にお答えします。

Q1. 一番安い時期はいつですか?

安くなる時期は、販売店によって異なります。

・3月と9月の決算期
・年末年始
・5月のゴールデンウィーク前後のリフォームシーズン

他にも、夏場(6月〜8月)比較的工事の予約が取りやすく、業者によっては閑散期割引を提供していることがあります。

急ぎでなければ、こうした時期を待つことで数万円の節約になる可能性が高まります。

Q2. 相見積もりは何社取るのがベスト?

2.3社程度が適切です。業種の異なる業者(家電量販店、ホームセンター、専門リフォーム会社など)から見積もりを取ると、価格帯とサービスの違いが明確になるでしょう。

見積もり依頼時は全ての業者に同じ条件(型番、設置場所の状況など)を伝えることが公平な比較のポイントです。

Q3. DIY取り付けで費用は抑えられる?

レンジフードの取り付けには電気工事が伴うため、電気工事士の資格が必要。無資格での電気工事は法律違反であり、火災や感電のリスクもあります。したがって完全なDIYはおすすめできません。

Q4. 既存のレンジフードを下取りしてもらえる?

多くの業者が既存レンジフードの引き取りサービスを提供していますが、処分費として3000円〜5000円程度を請求されるケースが一般的です。ただし、引き取り無料や処分費込みの工事パッケージを提供している場合もあるため、見積もり時に確認しましょう。

まとめ

レンジフード交換の費用を抑えるには、業者選びと購入の計画が重要です。家電量販店、ホームセンター、リフォーム会社など、それぞれの業者には価格とサービスの特徴があり、自分の状況に合った選択が求められます。

安さだけを追求した結果、施工不良や保証不足といったトラブルに見舞われる可能性も…。相見積もりで内訳を比較し、資格の有無や保証内容を確認することが、安全で満足度の高い交換につながります。

慎重な業者選定と計画的な購入により、満足できるキッチン空間を手に入れましょう。

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