はいこんにちは!岩崎岳です。今回はYoutubeでアップした動画の原稿をまとめたのでブログにアップさせていただきます!動画ではなく文字で見たいよ!という方はぜひこちらを見てみてください!

今回ご紹介する内容を動画で見たい方はこちら!!

時代遅れのオプション7選

こちらの動画で実際に使った原稿をこちらに載せておきますね!

是非活用してくださいませ!

後悔するオプションの1つ目は汚れやすい玄関の床材です。

玄関をリフォームする際の多くの方の玄関の床材の選択肢はタイルかモルタルになります。

モルタルは近年人気が出てきている砂とセメントと水を混ぜて作った材料のことです。

無機質な見た目のモルタルですが、「そのシンプルさがおしゃれ、しかもタイルより安い」などの理由で人気があります。

ただし、ムラがでて仕上がりが汚く感じてしまうこと・乾燥や寒暖差でひび割れをしてしまうなどのデメリットもありますので大半の方が選ぶのはタイルになるかと思います。

そんな玄関タイルですが、失敗の要因は色の選定です。

色の選定を間違えてしまうと掃除をしてもなかなかきれいにならず一年中汚い玄関になってしまいます。

例えば、白色や明るめの色の場合は広く明るい清潔感のある印象の玄関にしてくれますが、多くの方がご想像するように黒い汚れが目立ってしまいます。

雨の日や遊びから帰ってきた子どもの泥で足跡がついたり、傘の錆なんかもついてしまう可能性があります。

また、全体に敷き詰めたら、サンプルで見たよりも明るかったとなるケースもあるので注意が必要です。

「それなら黒系や暗めの色なら大丈夫なのでは?」と思っていたら要注意です。

黒系や暗めの色は落ち着いた印象で高級感を演出してくれるので人気があります。

しかし、白のタイルに比べると泥汚れなどは目立たなくなりますが、靴の一番の汚れであるホコリや土の白っぽい汚れが目立つようになります。

表面がザラザラしていたり、凸凹があるタイルは目を引きますが、汚れが落としにくいです。ブラシでこすっても汚れが嚙みこんでなかなか落ちにくかったりしますので掃除の際に後悔することがあります。

また、暗めなトーンは少し狭く感じてしまうので、狭めの玄関で採用する場合は注意が必要です。

表面がざらざらしたものでおすすめの色はグレー系統のものになります。

汚れが目立ちにくく、内装にも外装にもマッチしやすいため、グレー系統のタイルは人気があります。

また、鏡面タイプのタイルは掃除がしやすく高級感が出るのでオススメです。

ただし、注意点としては雨の日は摩擦が少ないため滑りやすいです。お子さんやお年寄りの転倒の危険性を考慮する必要があります。

②床暖房

後悔するオプションの2つ目は床暖房です。

床暖房は足元から効率的にまんべんなく部屋を温めることができますし、 暖房器具自体が床下に隠れていて場所をとることもないため、お部屋も広く使えます。

床暖房を2000年以降右肩上がりで建築時の導入率が増えており、マイホームにつけたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、導入をしたものの後悔してしまっている家庭もあるので、デメリットを把握して知らずに後悔したということのないようにしておきましょう。

後悔する理由としては大まかに4つあります。

①設置コストやランニングコストが高い

エアコンやストーブと比較すると床暖房は設置のための工事費用が高いです。

エアコンなら1台あたり6~7万円で済みますが、床暖房は10帖のリビングに設置する場合50~100万円かかります。

また、エアコンなどと比べて光熱費も高くなりやすいです。

床暖房のタイプや設定温度、料金プラン、熱源に何を使うか(電気/灯油/ガス)によっても値段は変わりますが、基本的に高くなります。

頻繁に床暖房の電源のON・OFFを繰り返すと割高になる傾向があります。

既に導入済みの方は少しでも電気代を抑えるために床暖房は省エネモードを使用するなど、効率良く活用しましょう。

②種類によってはメンテナンスが必要

床暖房には大きく分けて電気式と温水式の2種類があります。

電気式床暖房は基本的にメンテナンスフリーですが、温水式床暖房は定期的なメンテナンスが必要となります。

電気式床暖房はメンテナンスなしでも耐久寿命が30年程度と長いのが特徴です。

一方の温水式床暖房は、不凍液を使用している場合は1~2年に1回の交換5000~1万円、熱源機器は10〜20年に1回の交換(20~100万円)が必要となります。

温水式は定期的なメンテナンスに費用がかかるため、後悔につながっているのかもしれません。ただし、ランニングコストは温水式の方が電気式に比べて安いです。

③暖まるまで時間がかかる

床暖房は時間をかけて部屋を暖める暖房器具であるため、即暖性はありません。

床暖房のスイッチを入れてから部屋全体が快適な温度になるまで、1時間ほどかかります。

あらかじめ必要なタイミングがわかっている場合はリモコンのタイマーをセットしておけば必要な時にお部屋を暖めることができます。

また、快適な室温になるまでは電気代が余計にかかりますが暖房器具を併用すると時間を短縮できます。

寒さが苦手で、「一刻も早く温まりたい」という方や

短時間の使用をしたい方には気になる部分でしょう。

④初期費用がかかるのにあまり使わない

以上のデメリットによりあまり使わなくなってしまう家庭が多いです。

また、今年のように暖かい冬の場合や近年のような電気代の上昇により床暖房を使わない、もしくはエアコンで十分という方は多いのではないでしょうか?

床暖房をつけるのであれば家の断熱性の向上にお金を回した方がいいのかもしれません。

床暖房はエアコンなどと違って温風がうえから下がってくるのではなく、床そのものをあたためながらじんわりとした温もりが足元から感じられます。

暖房器具で喉を痛めやすい乾燥に弱い方や、埃などが舞いあがらないのでハウスダストやアレルギーがある方にはオススメかもしれませんが、それ以外の方にはそこまで採用するメリットは多くないと言えるでしょう。

③トイレのフローリング

後悔するオプションの3つ目はフローリングの床にするです。

フローリングは落ち着くのでトイレに木目調の床を敷きたいと思う方もいるかもしれませんが、フローリングの床は絶対やめておきましょう。

理由としては、トイレの床をフローリングにすると汚れやすいからです。

トイレは水を使う場所なので、床が濡れたり汚れたりすることが多いです。フローリングは水分を吸収しやすく、水滴や尿などの汚れが目立ってしまいます。また、洗剤やアンモニアにも弱く、色あせやシミになりやすいです。トイレは清潔に保ちたい場所なので、汚れに強くて掃除しやすい床材を選んだ方が良いでしょう 。

また、トイレの床をフローリングにすると傷みやすいというデメリットもあります。フローリングは水分を吸収すると膨らんだり剥がれたりして、劣化しやすいです。フローリングは材質的に傷つきやすく、傷がどんどん広がりやすいものですので長期的に使用するのであれば耐水性や耐久性の高い床材を選んだ方が良いでしょう 。

以上のような点から、フローリングの床はトイレには向いていません。

おすすめの床材は、クッションフロアやタイルなどの水に強くて傷つきにくい床材です。

弊社では最近はフロアタイルを導入するお客様が多いです。

クッションフロアよりは少し価格が高いですが、フローリングよりも価格が安く高耐久性で高級感やおしゃれ感を出せるので選ばれています。

床材について詳しく知りたい方はこちらの動画を御覧ください。

トイレリフォームで失敗しないための床材の選び方

また、フローリング以外にもトイレリフォームで後悔しないために気を付けてほしいポイントはこちらの動画でも解説しています!トイレの床材を変えたい方、トイレのリフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

④お掃除不要レンジフード

後悔するオプションの4つ目はお掃除不要レンジフードです。

レンジフードは、キッチンのガスコンロの上に設置された換気扇とそれを覆っている部分のことです。料理をすると出る蒸気や油煙、ニオイを換気扇に誘導し効率的に外に出せる仕組みになっています。

そのレンジフードの上級ラインナップには10年掃除不要のレンジフードというものがあり、リンナイ・クリナップ・パナソニック・リクシルなどから販売されています。

どのメーカーでも自動洗浄機能がついており、内部を自動で洗浄し油汚れを軽減してくれるので10年間掃除が不要とうたわれています。

そのような便利なものがなぜ後悔するオプションなのかという理由を3つ説明します。

1つ目は「完全に掃除が不要ではない」からです。

10年間掃除不要というのは内部のファンの掃除が不要という意味であり、ファン以外の部分は定期的な掃除が必要になります。

例えば、レンジの本体や整流板は1~3か月に1回程度の掃除を多くのメーカーが推奨しており、パナソニックの油がたまるプレートなどは1年に1回の掃除が必要になります。

また、リクシルやクリナップなどは取り扱い説明書に「常時換気、自動換気を使用すると洗浄周期が短くなる場合があります。」と書いてあるので10年間持たずに6年程度で数万円のファンフィルター交換のメンテナンスが発生する可能性があることも念頭に置いておきましょう。

2つ目の理由は「自動洗浄機能が完全に自動ではない」からです。

たとえば「45度のお湯をセットする」「自動洗浄後に排水トレイの水を捨ててトレイを洗う」など、どのメーカーも前後の作業は自分でする必要があります。

ファンを掃除するほどの労力ではないものの、ファンを洗浄するための労力には変わらないのかなと思います。

そして、3つ目は「そもそも通常のレンジフードでもファンはあまり汚れない」からです。

中華料理屋の厨房にあるような油ギトギトの換気扇のようにはなりません。

それはなぜかというと各社が標準採用しているスマートフード形状のレンジフードは油分などの汚れが最初に整流板にあたり、その後フィルターを通過してファンに行きます。

汚れの大半はここまでの経路でカットされています。

そして、ファンにたどり着いた汚れの中にはそのまま外気に放出される部分もあるので、ファンにつく汚れはさらに少なくなります。

このようなことを踏まえると高額なオプション費用を出してまで選ぶほどの差はないのではないでしょうか?

⑤75㎝幅の洗面化粧台

後悔するオプションの5つ目は75㎝幅の洗面化粧台です

一般的には洗面化粧台は収納の多さや掃除のしやすさなど検討する部分が多い設備ですが、洗面化粧台で失敗してしまう一番のポイントは間取りに関するもの、特に幅選定の失敗になります。

なぜ幅選定で失敗してしまうかというと標準的な洗面化粧台のサイズは75㎝なのですが、結論からいうとこの幅では狭いからです。

例えば洗面台を使用時に物が必要な場合は洗面ボウルの近くにものが置けないので使う度に出したりしまったりする必要があり、使い勝手が悪くなります。そして、収納も少ないので2人分以上のものを置くとすぐにパンパンになってしまいます。

また、朝など複数の人が同時に使用したくても順番待ちが生じます。

2人同時に使用する場合は最低でも120㎝以上の洗面台がおすすめです。

ただし、洗濯機パンが昔の二層式洗濯機のサイズで大きいものであればそれを小さくすることで洗面台の幅を広くすることができる可能性がありますが、現状の幅をしっかり把握してから検討してください。

機能性やデザイン性だけでなく幅選定を含めた間取りの部分に注意して後悔のない洗面化粧台選びをするようにしましょう。

⑥浴室鏡・棚

後悔するオプションの6つ目は浴室鏡・棚を付けることです。

まず、ラックやカウンターは基本的に付いていることが当たり前で多く付いている方が便利そうに思います。

しかし、接地面にぬめりや水垢などが発生するので定期的な掃除が必要になります。また、ラックやカウンターの周囲にカビが生えたり掃除が大変だったりします。

ラックやカウンターなどを付けずにフックで吊り下げ式にしたりマグネット式のラックを壁にくっつけたりすることで取り外して掃除をしたり、汚れても気軽に買い替えたりできるようになるのでとても便利です。

また、鏡に関してはそもそも要らなかったという方も多いです。「絶対に浴室に鏡は必要だ」という方には、こちらもマグネットでつくタイプのものがあるのでそちらがおすすめです。取り外して鏡や鏡の周りを掃除できますし、こすっても取れないような汚れがついてしまった場合は簡単に買い替えられます。

マグネット式があるおかげでラックや鏡などの自由度が高くなりました。コンパクトサイズのものはお風呂場が広く感じるのでオススメです。

その他にも、浴室鏡や棚以外にもお風呂リフォームで後悔しないために気を付けてほしいポイントはこちらの動画でも解説しています!お風呂のリフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

⑦洗面台の台付け水栓

後悔するオプションの7つ目は洗面台の台付け水栓です。

よくある水栓は洗面台の台から出ているタイプになります

しかし、洗面台の水栓部分は水や汚れが溜まりやすく、お掃除の手間がかかる場所になっています。キレイに使っても蛇口から水が伝わり水垢のもとになったりします。

そのため、壁出し水栓やミラーキャビネット下部に水栓が付いている天付け(ハイバック)タイプがおすすめです。

その特徴は何と言ってもお掃除のしやすさで水栓の根本に水がつかないようにしておくことで、そもそもの掃除頻度を少なくすることが可能です。

このタイプの水栓は蛇口の足の部分に溜まった水アカを掃除する手間から解放されます。各社ミドルグレードから採用されており、配管は中を通っていますので、既存の洗面所からの置き換えが可能です。壁への穴あけなども不要です。

一方で、ハイバックタイプは背面部が切り立った壁のような構造となっているため、従来のデッキ型の洗面化粧台のように、水栓横に石鹸などを置けるスペースがありません。

ご家庭によっては歯ブラシや歯磨き粉、口をゆすぐためのコップ、洗顔料などをデッキ部分に置いていることも多いのではないでしょうか。

その場合は、これらの収納場所を考え直す必要があるかもしれませんが、洗面化粧台の幅が広ければ物を置くスペースはできるはずです。

お手入れを非常に容易にするために洗面化粧台の水栓は台付けではなくハイバックタイプを検討してみてはいかがでしょうか。

ということでした!!

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