埼玉県さいたま市を拠点に、年間100軒以上のリフォーム工事をおこなっている総合リフォーム会社ISMです。

住まいの快適性を大きく左右するトイレのリフォーム。いざ検討し始めると、LIXILとTOTOという二大メーカーのどちらを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、LIXILとTOTOのトイレを徹底比較し、どちらを選ぶべきかを検証していきたいと思います。

トイレリフォームで商品に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

なぜLIXILとTOTOで迷うのか?

LIXILとTOTOは、どちらも長年にわたり日本の住宅設備を牽引してきた信頼と実績のあるメーカーです。そのため、製品の品質や技術力は非常に高く、どちらを選んでも一定の満足感は得られるでしょう。

しかし、それぞれのメーカーが持つ個性や強みは異なります。

  • デザイン
  • 機能性
  • 清掃性
  • 価格帯
  • アフターサポート など

上記のように細部に目を向けると違いが見えてきます。

理想のトイレ空間を実現するためには、それぞれのメーカーの特徴をしっかりと理解し、比較検討することが大切です。多くの方がLIXILとTOTOで迷うのは、どちらも魅力的な製品を提供しているからだと考えられます。

【LIXILvsTOTO】それぞれのメーカーの特徴

それでは、LIXILとTOTO、それぞれのメーカーがどのような特徴を持っているのかを詳しく見ていきましょう。

LIXIL

LIXILは、「サステナブルな未来の実現に向けて」、幅広い住宅設備を提供している総合メーカーです。その製品は、デザイン性の高さと革新的な技術力が特徴として挙げられます。特に、水まわり製品においては、先進的な機能とスタイリッシュなデザインを両立させた製品が多く、多様なライフスタイルやニーズに対応できるラインナップが魅力です。

例えば、LIXILのトイレは、汚れが付きにくく、落ちやすいアクアセラミック素材や、パワフルな水流で便器をすみずみまで洗い流す技術などが評価されています。また、インテリア性の高いデザインも豊富で、空間全体のコーディネートを楽しみたい方におすすめです。

TOTO

TOTOは「水回りを中心とした豊かで快適な生活文化を創造する」という思いのもと、品質と信頼性を重視した製品づくりを行っているメーカーです。長年の研究開発によって培われた独自の技術力と、使いやすさを追求したシンプルなデザインが特徴と言えるでしょう。

TOTOのトイレは、節水技術の高さや、汚れにくいセフィオンテクト加工、そしてトルネード洗浄による高い洗浄力などが強みです。

また、清潔さを保つための機能も充実しており、日々のメンテナンスの手間を軽減したい方にとって魅力的な選択肢となります。普遍的で飽きのこないデザインも、長く愛用できるポイントです。

【LIXILvsTOTO】トイレの徹底比較

では、LIXILとTOTOのそれぞれのトイレを徹底比較していきましょう。

機能性

LIXILは、泡クッションによる飛び散り抑制や、清掃性を高めるリフトアップ機能、鉢内スプレーなどが特徴です。サティスなどのグレードの高い製品だと、スマホ連携や節水制御といったスマート機能も搭載しています。

一方、TOTOは、少ない水で効率的に洗浄するトルネード洗浄や、除菌効果のあるきれい除菌水が強みです。暖房便座や脱臭などの基本機能も充実しており、使いやすさが魅力と言えます。

清掃性

LIXILは、水アカが付きにくいアクアセラミック素材や、拭き掃除が容易なフチレス形状が特徴です。汚れにくく、お手入れがしやすい工夫がされています。

TOTOは、表面が滑らかなセフィオンテクト加工に加え、渦巻き状のトルネード洗浄で便器内を清潔に保ちます。ノズルのお掃除機能や、便座と便器の隙間をなくした設計など、細部まで清掃性に配慮した製品が特徴です。

価格

LIXILとTOTOのトイレは、同程度の機能を持つ機種であれば、価格帯に大きな差は見られません。ただし、搭載機能やグレードによって価格は大きく変動します。

両メーカーとも幅広い価格帯の製品を提供しているため、予算に応じた選択が可能です。リフォームの際は、本体価格に加えて工事費用も考慮する必要があります。

デザイン性

LIXILは、モダンでスタイリッシュなデザインが豊富です。タンクレストイレをはじめ、空間を広く見せるデザインや、豊富なカラーバリエーションが特徴で、インテリアにこだわりたい方におすすめです。

TOTOは、シンプルで普遍的なデザインが中心です。どんな空間にも調和しやすく、長く使えるデザインが魅力で、清潔感と落ち着いた印象を与えます。

デザインの好みや、設置する空間の雰囲気に合わせて選びましょう。

アフターサポート

LIXIL、TOTOともに、全国的なサポート体制を整備しており、製品に関する問い合わせや修理に対応しています。保証期間や修理体制は製品によって異なるため、購入前に確認が必要です。

リフォームを依頼する業者による独自の保証やサービスも確認しておくと安心です。

どちらのメーカーも、ウェブサイトや取扱説明書でサポート情報を公開しており、万が一のトラブルにも対応できる体制が整っています。

【LIXILvsTOTO】トイレ商品一覧

続いて、LIXILとTOTOの主力商品をそれぞれ一覧にしてまとめて比較していきましょう。

LIXIL

まずはLIXILの主力商品5つをご紹介します。


【商品名】サティス
【定価】33〜79万円
【特徴】泡クッションで飛び散りを抑え、アクアセラミックで汚れを防ぐ高機能トイレ。スタイリッシュなデザイン、お掃除リフトアップ機能などの清掃性の高さも魅力。快適なトイレ空間を実現したい方におすすめ。

【商品名】プレアス
【定価】28〜53万円
【特徴】コンパクトなフォルムながら、高い清掃性と快適性を備えたシャワートイレ一体型便器。アクアセラミックやフチレス形状によりお手入れが簡単。節水機能も搭載。限られたスペースにも設置しやすく、機能性とデザイン性を両立したい方におすすめ。

【商品名】フロートトイレ
【定価】36〜45万円
【特徴】洗練されたデザインが特徴の背面に収納がついたトイレ。床から浮いているため、足元がすっきりとし、掃除も容易。空間を広く見せる効果もあり、おしゃれなレストルームを演出可能。デザイン性と機能性を重視する方におすすめ。

【商品名】Jフィット
【定価】28〜53万円
【特徴】コンパクトなデザインが特徴のシャワートイレ一体型便器。掃除を楽にする機能が搭載されており、使いやすさを追求している。

【商品名】アメージュシャワートイレ
【定価】25〜38万円
【特徴】基本的なシャワートイレ機能に加え、汚れにくいハイパーキラミック素材を採用。パワフルな洗浄力と節水性能も備えている。シンプルで使いやすく、幅広いニーズに対応できる人気のシリーズ。リフォームにも最適。

TOTO

続いて、TOTOの商品をみていきましょう。


【商品名】ネオレストNX
【定価】77.7万円〜
【特徴】TOTOの最高峰モデル。美しい曲線と先進技術が融合したデザインが特徴。きれい除菌水やセフィオンテクト、ツイントルネード洗浄など、清潔機能も充実。究極の快適性と美しさを求める方におすすめ。

【商品名】ネオレストLS/AS/RS
【定価】34,9万円〜
【特徴】洗練されたデザインと豊富な機能が魅力のシリーズ。きれい除菌水、セフィオンテクト、トルネード洗浄に加え、プレミストなど、快適性と清潔性を高める機能が満載。多様なライフスタイルに合わせたグレード展開も特徴。

【商品名】GG/GG-800
【定価】30.3万円〜
【特徴】すっきりとしたデザインと、お掃除のしやすさが魅力のウォシュレット一体形便器。トルネード洗浄やセフィオンテクトなど、TOTOの基本性能を備えつつ、お手頃な価格帯も魅力。

【商品名】レストパルF/レストパル
【定価】36.4万円〜
【特徴】収納一体型で、トイレ空間をスタイリッシュに演出できるシリーズ。掃除道具やトイレットペーパーなどを隠して収納でき、すっきりとした空間を実現。デザイン性と収納力を両立したい方におすすめ。

【商品名】FD
【定価】38.1万円〜
【特徴】シンプルなデザインと基本機能を備えたウォシュレット。お湯の出し方や温度、ノズルの位置などが調整でき、快適な使い心地を実現。お手頃な価格でウォシュレットを導入したい方におすすめのモデル。

それぞれのトイレに特徴が備わっているので、商品を比較したうえでご自分にとってぴったりのトイレを選びましょう。

【LIXILvsTOTO】選んだ方の口コミ・評判

LIXILとTOTOのトイレは、それぞれ独自の魅力で多くの支持を得ています。実際に選ばれた方々の声から、それぞれのメーカーの評判を探ってみましょう。

ここでは、実際に選んだ方の口コミや評判をご紹介します。

LIXILを選んだ方の声

「スタイリッシュなデザインに惹かれサティスを選びました。コンパクトになったことでトイレ空間が広がり、ノズルが二つあるのも衛生的で気に入っています。」

「決め手はプラズマクラスター!以前は気になっていたニオイが驚くほど気にならなくなりました。節水効果も高く、経済的なのも嬉しいです。」

「実際に使ってみて、作動音の静かさに驚きました。以前のトイレと比べて落ち着けます。除菌効果も高く、来客にも好評です。」

「築50年の家をリフォーム。プラズマクラスター付きのLIXILを選びました。正直機能は詳しくなかったのですが、除菌・脱臭効果で毎日快適に使えています。」

TOTOを選んだ方の声

「ホテルのような洗練されたデザインに憧れてネオレストに。理想通りの空間になり、大変満足しています。」

「多少高くても使いやすさを重視してTOTOに。多機能で使うほどに良さが分かります。手入れのしやすさ節水・節電機能も魅力です。」

「掃除の際に便座がリフトアップするのが本当に便利!今まで手が届きにくかった部分も楽に掃除でき、清潔をキープできます。」

トイレ選びに迷ったら?リフォーム会社の選び方

理想のトイレ空間を実現するためには、信頼できるリフォーム会社選びが不可欠です。数多くの業者の中から、どのように選べば後悔しないリフォームができるのでしょうか。ここでは、リフォーム会社を選ぶ際の重要なポイントをご紹介します。

業者に豊富な知識があるか

トイレのリフォームは、単に新しい便器を取り付けるだけでなく、給排水管の工事や内装工事が伴う場合もあります。そのため、業者に豊富な知識と経験があるかは非常に重要です。

LIXILやTOTOの製品知識はもちろん、様々なメーカーの特性や最新の技術動向を把握しているかを確認しましょう。過去の施工事例を見せてもらうのも良い判断材料となります。

親身にサポートしてくれるか

リフォームは、お客様の要望をしっかりとヒアリングし、それを形にしていくプロセスです。担当者が親身になって相談に乗ってくれるか、疑問や不安に対して丁寧に説明してくれるかを確認しましょう。

こちらの希望やライフスタイルを理解しようとする姿勢が見られるかどうかが、満足のいくリフォームにつながるかどうかの分かれ道となります。

幅広いメーカーに対応しているか

特定のメーカーに偏らず、幅広いメーカーの製品を取り扱っているかも重要なポイントです。選択肢が多いほど、予算や希望に合ったトイレを見つけやすくなります。

LIXILとTOTOだけでなく、他のメーカーの製品についても知識があり、比較検討の提案をしてくれる業者を選びましょう。

ライフスタイルや予算に合った適切な提案をしてくれるか

最新の高機能トイレが必ずしも全ての方に適しているとは限りません。リフォームの目的や予算、家族構成、将来のライフスタイルの変化などを考慮し、最適な提案をしてくれるかを見極めましょう。

メリットだけでなく、デメリットや注意点もきちんと説明してくれる業者は信頼できます。

まとめ

LIXILとTOTOは、どちらも高品質で魅力的なトイレを提供しているトップメーカーです。それぞれの特徴を理解し、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。

もし、どのトイレを選べば良いか迷ってしまった場合は、信頼できるリフォーム会社に相談することをおすすめします。

豊富な知識と経験をもとに、最適な一台を提案してくれるでしょう。

当社は、さいたま市だけでなく、埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県でもリフォームを承っております。

また、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡くださいね。

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